『エンジェル・ウォーズ』 ネタバレ

ザック・スナイダー監督の『エンジェル・ウォーズ』をようやく観ました。

面白かったのですが、手放しで絶賛まではちょっと出来なくて、それは何故かというと物語の構成にありました。
初めに5人の少女達は4つのアイテムを集める事になるのですが、一つ目のアイテムを無事手に入れた時までは「成る程な、面白いな」と感心していたのですが、二つ目のアイテムを手に入れるぞ!ってなったときに「おや?」と嫌な予感がしたのです。
それは、手に入れようとする試練が一つ目のアイテムを手に入れるときのそれと、殆ど変わらなかったからです。
「まさか残り二つのアイテムもこのパターンで行くのかも」と、いう予感でした。
そしてそれは的中しました。
さすがにそこは、もう少しバラエティに富んだ試練を見せて欲しかったなあ、と。
仲間と突っ込んでって敵倒して終わり、だけじゃあなー。

ダークな雰囲気が本当にセンスのいい映画『パンズ・ラビリンス』にも似たような三つの試練が出てくるのですが、そこを実にバラエティ豊かに面白くグロテスクに描いていました。

どちらも過酷過ぎる現実から妄想へと逃げ込む話ですが、僕は『パンズ・ラビリンス』の方が好きです。

あ、でも、熱いエピソードと音楽は断然『エンジェル・ウォーズ』の方が好きです!

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