『バチカン・エクソシスト』 トレイシー・ウィルキンソン

変わらずに執筆と稽古の日々。
締め切りが一つだけでなく、3つくらい同時進行なので書いても書いても終わらない。
更に言えば残り半分書き終えなければいけない『神様のいないシフト』のために何冊かポチったエクソシスト物の資料本を最後まで読みきらねばならない。

というわけで『バチカンエクソシスト』読了。
バチカンで公認され、育成されている現代のエクソシスト達に事細かに話を聞くことで「現代の悪魔」について書かれた良作。
エクソシスト物の入門編としても読みやすいと思う。まあでもブラッディの『エクソシスト』がダントツで傑作だけれど。
あれは歴史も宗教観も神と悪魔の在り方もお祓い方法も全部教えてくれる上に人間賛歌であり極上のミステリーだからなー。

バチカン・エクソシスト (文春文庫)

バチカン・エクソシスト (文春文庫)