『デッド・サイレンス』 ネタバレ

『デッド・サイレンス』観ました。

監督ジェームズ・ワン、脚本リー・ワネルのコンビといえば『SAW』で華々しくデビューしまして、これが第二作目。

これがかなり面白かったです。
『SAW』シリーズがどんどんと残虐性をエスカレートさせていくのに対し、シリーズの基盤を作った二人が撮った次なる作品は実に真っ当な恐怖映画だったのです。
窓の外や鏡に映る何者かの影、暗闇に潜む目、動き出す人形、車椅子に乗った老人、そして霧に包まれた湖に浮かぶ劇場…等など。
すっげえ真面目に恐怖映画撮ってるやん!
と感動してしまいましたよ。
「俺達は一発屋なんかじゃないぞ」という気概に満ち溢れた秀作でした。
『SAW』の時と同じ、ラストのラストに畳み掛けるようなどんでん返しが来るのも楽しすぎますよ!
特典映像の「もう一つのエンディング」もどちらも楽しめます。

思えばジェームズ・ワンは監督第三作の『狼の死刑宣告』もすっげえ面白かったし、最新作の『インシディアス』(脚本はリー・ワネル)も面白いらしいし、なんだかこの人、才能あるんじゃないか?今後が楽しみな監督です!
オススメ!

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